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染め屋の日常あれこれ

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きよしさん について2008.09.28

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毎日赤い顔して、きよしさんがやって来る。

60歳、無職、一人暮らし。
仕事はお酒を飲むこと。
毎日朝から懸命に、仕事に励む。

時々、仕事に専念するあまり、校舎の窓ガラスを割ったり、盛大に焚き火をして、近所の方達から叱られているきよしさんを見ることがある。
また、公房にいらしたお客さまに大声で話しかけたりして、怖がられたりしている。

きよしさんの家は、工房のある小学校の真下にある。
きよしさんは自主警備員でもある。別に頼まれたわけではない。ボランティアでやっている。
日がなパトロールし、学校に異常がないか見て回る。
大声で怒鳴るように話かけてくるのは、忠実に職務を遂行しているだけなのである。
怖がらせようとしているのではないのである。

工房前の庭は、いつも草一つ、地面には足跡ひとつなく、きれいにならされてある。
いつも早起きのきよしさんが掃き清めているからである。
学校をきれいにした後の、お仕事は格別うまいのだそうだ。

時々、庭に植えてある花をくれないか?と聞かれることがある。
仏壇の、お父さんお母さんにお供えするそうである。

一度用事があって、家にお伺いしたことがある。
雑然と散らかり放題の部屋の片隅に置かれた仏壇にふと目が行った。
 そこだけはきれいにふかれて、沢山の花が飾られてあった。
人の心を、大切にする人なのだなっと、改めて思った。

工房へ来られるお客様へ、
 こんなきよしさんですので、どうかご安心ください。
きよし







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彼岸花が咲いています。2008.09.25

彼岸花が今、満開です!

お彼岸に入り、ちらほらと咲きだして、あっという間に満開になりました。
 いつも思うのだが、彼岸花の季節時計には驚かされる。なんでこんなに正確にお彼岸に咲くことができるんだろう?未だに、お盆とお彼岸の意味合いも判らない僕からすると、お盆に出てきてもよさそうに思えるのであるが。
しかも、一斉にさいて、一斉に枯れる。あっという間の出来事。
 時々桜やつつじなどが秋ごろにぼけて咲くのは見たことがあるけど、彼岸花がぼけて、春咲いたのは見たことも、聞いたこともない。まず、彼岸花にボケと言う言葉が結びつかないのである。なんだか一本筋が通っているように思える。つい、拝みたくなる。ああ、彼岸花、彼岸花。
 
 花として否、花の季節時計王として、グリニッジ天文台級の賞賛を送りたいと思う。明日、複勝として、公房前の彼岸花さんには、油粕を進呈しておきます。あっ、今見たら油粕が切れているので、鶏糞を与えておきます。おめでとう!

 小さい頃お母さんと川の土手沿いを散歩していて、僕が彼岸花をちぎろうとした時、彼岸花には先祖の魂が入っているから、とったら罰があたるんだよっと言われた事があって、瞬時に背筋が凍りついたことがある。それからは、眺めるだけにしている。実は、彼岸花には毒があるのだと聞いたのはそれからずっと後のことである。NHK夏休みこども科学電話相談で知った。最近のことである。

 咲いている時期はほんのわずかで、枯れた後にはすぐに緑色の葉っぱが、にょきにょきと出てくる。
不思議な花である。
 だけど、夕方の田んぼ道にたくさん咲いた彼岸花や赤トンボが飛び回っている夕焼けの風景は、何とも言えず、優しく、声のつまるような気持ちになる。
ここで一句

  夕焼け空に赤とんぼ 稲は黄色く 花は真っ赤に

10月に入ると稲刈りが始まる。
お百姓さんもこの美しい風景に、しばしの休憩ですか?





彼岸花とかかし

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カボス2008.09.23

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カボス歴10年そこいらのヒヨッコな僕が言うのもなんだけど、声を少々大にして言いたい!

 カボスは大分の宝物の1つである!

見渡せば特産品の宝庫である大分県。
そんな、つわものどもをも押しのけて、僕は第1位に推薦したいと思う。
そんなわけで、輝く第1回、自分の中での大分特産品大会優勝は、かぼす。

大分県でカボスの木を探せばたいてい、柿の木くらいの頻度で見つけることが可能である。
ちなみに、僕の家にも数十年ものの木がある。
この木から毎年コンテナにして2~3個分のカボスが収穫できる。ずいぶん子だくさんカボスである。

また、大分のカボスマスター達は様々な料理にカボスを絞る。
漬物、焼き魚、焼き肉、極めつけはお味噌汁にも絞る。最初見た時は、少々手の震えを禁じ得なかったものの、やってみるとこれが、なかなかおつなものであった。

疲れた時には冷水に蜂蜜、カボスの絞り汁を加え、氷を浮かべたカボスサワーもいい、でもやはり王道は、焼酎のカボス割りであろう。
 飲み屋さんに行き焼酎を頼むと、たいてい氷と共に登場するカボス。
ここで一句

  居酒屋で 知らん隣の おじさんが カボスを絞って お前も飲め飲め  (字余り)

                              
 カボスを介して、みんな仲良くなるのである。

ps、カボスが青くてかたい時は、腰くらいの高さから4~5回床に叩きつけると、絞りやすくなります。






カボス

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秋分の日に栗拾い2008.09.23

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  イタッ。イテテテッ。

栗拾いは、時に痛い。
痛いけど、栗は美味しい。
だから,拾う。痛さよりも、おいしい優先なのだ。

工房のすぐ横に栗や竹の生い茂った林があり、春には筍、ふき、夏にはカブトムシ。
そして秋になると栗がとれる。ちなみにカブトムシは食べない、愛玩用である。

 まだ木にくっついている栗はたいていは開いておらず、とげとげの傭兵に守られているから、地面に落ちて、さあ お食べなさい!とばかりに、中がぱっくりと開いて、拾われる準備をしたものを、それでは! などと言いながら火箸で拾い集める。
 しかし、時々落ちていても、開いていない往生際の悪い栗がいて我が火箸の侵入を拒否される。そういった場合は指でこじ開ける。これが時々痛いのである。
 栗からしてみれば ただでは渡さぬ!!! っとゆう理由であろうが、、、。

 拾った栗をさっと洗って湯がき、まだ熱いうちにほくほくと湯気をくゆらせながら、食す。
   至福の時間!!
あっさりとしていながらも、上品な甘味。栗の天使が舌の上で舞い踊る。
  美味しいのである!!
痛かったことなど、数年前の出来事のように思える悠久の時間。

この他、囲炉裏の炭でじっくり焼いた、焼き栗もいいし、定番の炊き込みごはんもいい。僕はまだいつも煮崩れしてしまうが、渋皮煮も格別である。お茶の時間の、普段より一段上の幸せを味わうには素晴らしい一品である。

 ああ、素晴らしい。今日も栗に完敗だ!などと、一通り食べ終わって、お茶をすすっていると、右手人差し指に、チクチク音頭。見ると栗のイガが刺さっていた。
 栗の子を食べられた、傭兵の執念深さに、降参!!  である。


栗

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藍染め2008.09.23

青は藍より出でて藍より青し、という言葉がある。

生徒が先生よりも素晴らしく成長した時にかける言葉である。
が、実際に藍よりも青は青いのである。
 というよりも、もともとの藍の液は茶色いのである。

染める時は、まず水に浸した布を藍の液につけ、一時たって引き上げると、はじめのうちは茶色だった色が少しずつ緑になり、それからだんだんと青になる。きれいな水でざぶざぶと洗うと、空のような青が出現する。この工程を繰り返すことで、青の色はだんだんと、濃い紺色へと成長するのである。

 初めてこの現象に立ち会った時、何か幻を見ているような感覚だった。

今は種からまいて自分で使う分だけは栽培させてもらっている。
年に2度刈り取りができ、1度目は既に終わり、2度目の刈り取りを待っているのであるが、まだ果たせずにいる。ずいぶん遅くなってしまった。花が咲く前に刈り取らねばならないところが、今、畑の藍の花は満開である。
 出来の悪い僕から巣立ってゆく青の結晶たち。
 やはり、言葉通りの出藍の誉れ高き、藍の子供たちである。

  感謝しているのである。


藍染め中

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由布院へ2008.09.22

窓全開にして吹き込む秋風。
颯爽と車を走らせ由布院へ。
走行時間60分。
山から山へ、渓谷を過ぎ、放牧中の牛に手を振り、気持ちよくオンボロ車を走らせる。

途中かかる信号機は1機のみ。

行きかう車もまばらな田舎道。
すれ違う人もなく、代わりに、のうさぎや、牛が珍しそうに僕を眺める。

人家が見え出して、ようやく由布山のお出迎え。 到着!

着いた由布院は車や観光の人たちで大変な混雑だ。

だけど、

人のいない物悲しさを過ぎた先の、人いきれには、ほっとした。 です。


山際の花

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オクラ考2008.09.19

オクラが好きである。

毎年初夏の訪れと共にオクラの苗を購入する。
その苗を公房前の畑に植えるのであるが、以前はスーパーの特売品、30%引きなどを時々買いあさっては、むしゃむしゃと食べていた。

だが、買ってきたオクラはオクラ特有の匂いがしないということに、栽培を始めてきずいた。
 収穫してすぐのオクラは花の匂いがぷ~~んと心地よく、お肌も、若い年頃娘のごとく、ぴっちぴちである。

だがそんなぴっちぴちオクラの実る場所は暗い。
大きな葉っぱの下の薄暗い場所に隠れるように居る。色も太い茎とほとんどおなじ色をしており、隠れみのを付けたように探しずらい。
 ちなみに、たまにたいへんな隠れ上手がいて、30cm程に成長したオクラ翁にばったりと出会い、たじろぐことがある。 オクラ翁は荘厳すぎて食べることはできない。

たぶんオクラ翁はノーマルなオクラっ子などの上に立ち、オクラとしての日頃の生活態度や礼儀作法などにうるさいんだろうな、なんて考えながら実をもいだ。

 収穫した後はすぐに調理にかかる。

ざっと水洗いして、とんとんとんと、厚めの千切りにして、お醤油少々かけて混ぜるべし、ぐるぐるぐるぐる、まぜるべし!それを、うっすらとお焦げのついた炊き立てごはんにおしげもなく、ざっと乗せて、後は、はふっ、はふっ、しながら食べるのである!熱いしネバネバだから、箸で空中グルグルをしながら、ふーふーして、はふっ、はふっして食べる。
 お口の中が、ぷ~んとそこはかとなく、青空のような爽快な花の香で満たされるのは、この時である。
 
 鼻から抜ける、その豊潤な香りにチョウチョ達が集まってきて大変な騒ぎである。(冗談!)
 
なんて、こと考えながら 私は今日もオクラにクラクラなのである。オクラの中にオクラの絵


 

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台風が過ぎ去って。2008.09.19

過ぎ去った台風の後を追って、熱帯低気圧という娘さんの追っかけがいらっしゃったようで。
 家の中では低気圧娘の熱烈なファン団体のかびさん達が元気なこと元気なこと、、、。

今日も命からがら、カビさん達に埋め尽くされる前に工房へとたどり着いたというわけでありまして。
 
 今日もお香をたきながら、いつもの濃いめのお茶をすすっている間に、一句ひねったわけで、

    風なくて 被害もなくて 良かれども 
                 湿気が残って 部屋かびだらけ

すると、雲で覆われていた上空に太陽が久々にお顔を御見せになられたわけで。
 久し振りの日光浴をして、今日も元気いっぱいに仕事再開だ!
ギボウシの色指し風景

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うっ!!2008.09.17

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今日も朝から雨降り。
 なんでも、台風が呼びもしないのにやっていらっしゃるようで、、、。

      にんとも、かんとも。

湿った空気では、糊も、引いた染料もかわかず。
 しかも、ぐずついた天気の中、お腹までぐずついたわけで。

と言うのも、昨日、いつもお世話になっている近所のおばあちゃんが新もののサンマを七輪で食べさせてくれるからと誘ってくれたのでお腹をすかせて行ったところ、香ばしく焼けた色合い、脂が落ちて、炭にはじけて立ち上る煙、それに匂い、その状況からネタまで全てが食欲をそそるわけでありまして、ついつい5匹も食べてしまい、脂のとりすぎか、今日はお天気とともにお腹もぐずつくのでありました。
 そんななか、元気よく可憐に咲いてる野の花を見つけました。
     
        「君!そんなにぐずつかず、あっさりいこうぜっ」
      
って笑って言われたようで。ようやく、元気を出して今日も過ごしました。   です。

野花

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一日雨降り2008.09.16


朝からしとしととそぼ降る雨。
雨漏りし放題の我が家。
雨水で溺れる前に飛び出し命からがら工房へ。
安全地帯へ着くや否や、雨っていいなあなどと思い、山の端をしみじみ眺める。
 ここで一句
  
  しとしとと 秋降り紅葉は まだ早し

自分のことながら、なんとまあ変わり身の早さにあきれつつ、濃いめのお茶を飲む。
少し肌寒さすら感じる今日この頃。
賑やかだった蝉の声もめっきりと少なくなり、代わってしみじみとした虫の声。
山鳥が上の方から降りてきたのか、今まで聞こえなかった鳥の鳴き声が聞こえる。
そろそろ出番の無くなってきた扇風機、かたずけなくっちゃなあ。雨降り

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みなさん、はじめまして!2008.09.13

皆さん,はじめまして!染工房快の工房主の快です。
今まで、全てがアナログの環境の中で育ってきた僕もようやくデジタルの波に乗ることが出来るようになりした。まだまだ右も左も、はたまた上も下も判らぬひよっこですが、なんとかビート板でも波に乗れるように適度に頑張りますので、よろしくお願いします!
 第一回目は工房のコックピットとも言える工房内部を紹介します。
 ここは元々幼稚園だった場所です。そのためトイレなどはいまだに幼稚園的子供サイズで、うまく使用出来るようになるまでには相当な訓練と集中力を必要とします。
 とは言え、小作品を制作したりデザインしたりするのには申し分のない広い空間です。ここを一人で使わせて頂いています。反物や大きな作品を制作する時には別の部屋がありますが一日の大半はここで制作したりデザインして過ごします。
 いつも真中の机で朝のお茶を飲みながら、その日の予定を建ててから始めます。
 さあ、今日もやるぞー!って気持ちを毎朝机に刻み込んで、一日が始まります!
工房内の風景

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更新担当より2008.09.11

いつもお世話になっております。
「染工房・快」更新担当です。

9月7日にいよいよネットショップ「染工房・快」が
オープンしました!
まだまだ商品点数が少ないですが、これから
どんどん充実させていこうと思っております。
お客様方にも喜んでいただけるような、
商品開発にも力を入れて取り組みます!

どうぞ当店を末永くよろしくお願い致します☆

さて。
本日より、店主のブログが始動しました!(^^)
工房の今や日々の色々を店主の目線で楽しく綴る
「somekai blog」

どうぞ、ご期待ください♪

k22.jpg


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