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染め屋の日常あれこれ

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青サギと白サギ2010.09.29

 家から工房まで歩いて5分。

 出勤途中、毎日見る川にはおなじみの白サギや青さぎがいつもいる。

 夕方になるといなくなってるから毎朝巣から出勤してくるんだろう。
 
 ここへ来た頃からいるから、なじみの白さんと青さんと呼んでいる。

 いつも川の中に入ったきり、川面をじっと見つめている沈思黙考型の青さんに対して、白さんは落ち着きのない性格であっちでばたばた、こっちでばたばたしているとこをよく見る。

 青さんは時々魚を食べてるけど、白さんが魚を食べているところはほとんどと見たことがない。

 一度家の縁から川を眺めていた時、青さんと、白さんが隣同士でこちらを向いて大きく両羽を広げてじっとしていたことがあって、その姿がなんだかこっけいで、わらってしまったことがある。

 お笑いブームなので、お二方もとうとうお笑いに目覚めてしまったのかなぁ?

 などと思いつつ、笑っていたけど、ずっと続けるもんだから、「あっ、もう十分笑わせていただきましたから、もういいですからっ」なんて言ってみたけど、ずーっとやっていた。

 後で調べたところ太陽光で殺菌しているとこなのだった。

 この2人いつも一緒にいるから仲がいいものだと思っていたら、どうもそうとも言えないようだ。

 ある日、いつものように青さんがじっと川面を見つめ無の境地に至ろうとしていたところへあわてん坊の白さんがばたばたしながらぶつかったことがある。

 むっとしたのか、あの穏やかな青さんが白さんの頭をこつんと1つきして追っ払ったとこを目撃したことがある。

 白さんにはたぶん悪気はないと思う。

 魚を追っかけるあまり、周りが見えていなかったんだと思う。

 時々お2方が横並びになることがあるが、青さんがたまに白さんにがんつけているし・・・。

 まあ、こんなお2方ではあるが、工房までの道中なくてはならないご近所さんなのである。

 ↓道中の民家のコスモス。
コスモス

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植物で染める2010.09.26

 茜(赤い色を染める染料)の群生地があったことがここ、大野町に来た理由の1つ。

 10年前に空き家を紹介されて、その足で周辺を歩いていてあのいっぱいの茜のつるを見た時びっくりした。

 学校にいた頃から植物で染めることに熱中して、学校の校舎(染色とは全く関係がない絵画棟)の入り口に、図鑑を見ながらとってきた木の皮とか、植物の根っことか、花のつぼみとか、いろんなものを干していたので、「漢方薬屋さんのようだ」と友達から言われていた。

 植物を煮だして色が染まるっていうことが、何だか魔法のように思えて、僕にはおもしろすぎた。

 だから、自分で植物をとってきて、染めて、それを販売して生きていきたいと考えるようになって、染色のできる空き家を探していたのだ。

 染める植物は沢山あるけど、僕は特に藍と茜にひかれた。

 鉱物のラピスラズリのような深い引き込まれる藍の青。

 それと、日本の国旗の赤い色を染めていた茜の色。

 そんな茜が目の前にいっぱいに溢れる場所が家の近くにあった。

 最初は立ちくらみがするくらいに嬉しかった。

 移住してきてからすぐ染めまくった。

 すっごく楽しかった。

 だけど、植物染料の色素は化学染料に対して、光や、湿気や、酸やアルカリに弱い。

 すぐに色が変色するし、色あせもする。

 また、化学染料のようにはっきりした色目は出にくい。

 初めの頃は販売した商品が変色したということで、よくクレームが来た。

 変色したり、いろがあせたときは、染め直しすればまた復活する。

 昔は植物染料しかなかったし、町のいたるところに染め屋さん(紺屋)がいたから一枚の布を染め直ししながらずっと大事に使っていたと聞いた。(余談だけど、偶然、今工房のある場所の小字は茜地区、すぐ隣は染屋地区、昔紺屋さんがあった場所だったらしい)

 だけど、今は使い捨ての時代だ。

 染め直しまでせずに褪せれば捨ててしまう。
 
 だから、何もかも植物で染めようとするのはやめた。
 
 だけど、今でもストールだけは植物で染めている。

 10年間でえりすぐった強い植物(色が冷めにくい)で、染まりの良い生地へ染めている。

 主流はやっぱり茜と藍。

 茜は自分で採集したものだけでは足りないので、今は購入しているが、藍だけは栽培して使っている。

 できれば、首という大事な部分には、大地に根を張って、太陽を浴び、すくすくと育った植物の天然の色を巻いてほしい。

 植物の優しい色を首に巻いた人は優しく見える。

 たぶん、しらずしらずのうちに気持ちも優しくなってくるんじゃないのかなぁ?っても思う。(巻いてる人も、見ている人も)

 石油からできた化学染料も美しいと思う。

 だけど、植物が成長する過程で作りだした、生きた色素のことも分かってほしいと思う。

 植物の染まった色は、染めた植物の魂が宿っていると僕は思っている。

 植物で染めるっていうのは、植物の体内から布の内部へ色素という魂を送り込む仲介の作業だと僕は考えている。

 色素を移した後の植物は土に還るが、色素だけは布が消滅するまでずっと生き残る。

 そんな魂(血の通った色素)の宿った布なんだと僕は考えている。

 
 ↓黄色はうこん、クチナシ、キハダ、ヤマモモで染めている(ブレンドすることで、色目も美しく、色あせにも強くなる)、赤色は茜で薄く染めた後に半分を絞って、濃く染めたもの。どちらも正絹。この後、黄色いほうは藍で染めて緑色になりました。ストールの上と下は夜なべ仕事で、房付けした後、商品となります。

 

 

植物で染めたストール

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稲刈り2010.09.26

今日の朝玄関を開けて外に出るとコンバイン?で稲刈りをしていた。↓

 家の玄関を開けてすぐ前の情景。

稲刈り

 そっかー。

 もう稲刈りの時期なのか。

 工房の稲ももうじき刈り取りできるのかなぁ?

 そういえば最近、実が重いのか、ずいぶん体が垂れてきたなぁ。

 母さんが、事あるごとに言っていた、「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」って本当にそうなんだぁ。

 そっか、そっか。

 だけどどうしよう?

 稲刈りって、結局刈り取って、殺すってことだよな・・・・。

 確かに、野菜とか無慈悲に刈り取ったりしてきたけど、稲の場合、足元からばっさり切ってしまうわけだから、
何だか、もう少しそっとしておこうと思います。

 まあ、新米は食べたいし、いなわらで作った納豆も楽しみだけど、毎日、成長を楽しみにしてきた、相棒だ。

 もうしばらくそっとしておこう。

工房の稲

 稲には友達がたくさん集まってくる。
 
 テントウムシに、よとう虫、おんぶばった、カマキリ、蜘蛛、カエル・・・・。

 農薬など一切かけていないので、安心してやってくるようで、見ているとワイワイと楽しそうです。

 稲のみなさんは、葉を食べられても、ぶら下がられても文句を言わずにじっとなすがままで、うーん、だからみんなはやってくるのですね。

 何も言わない稲ですが、今までに色々と教えてくれた先生でもあるのです。

 稲さん、どうか、丸々とおいしいお米をつくってくださいね。

 楽しみにしていますよ。

テントウムシ

 PS,最近山のほうから、ぴぃ~~~!、ぴぃ~~~!と甲高い鳴き声が聞こえてくる。
   近所の人の話では、野生のシカが奥山から秋になったので、里に下りてきたということでした。
   しかし、鹿の鳴き声は物悲しさを感じます。

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お月見2010.09.22

 今日は中秋の名月。

 昼間はどんよりと曇っていて、今日の月見はできないのかなぁ?と心配していましたが、明るいお月さんが顔を出してくれたので、ふ~、安心した・・・・。


 昨日からゆっこと、明日はごはん食べた後お月見しようってことにしていたので、夕方過ぎに帰ってきて僕が汚いお手手で、お団子を、コネコネしました。

 お月見の団子は、本当は白いままお供えするみたいだけど、すぐ食べたいばかりに、ゆであがり次第、黄な粉を振りかけてしまいました。(8個程味見してしまった。うん、なかなか良い団子である!)

 皿に盛った黄な粉団子は、なんだかお月さんの分身がいっぱいいるようで、ふふふ・・・。

 まあ、なんとか団子もできたし、昨日とってきた何だかおしゃれな柄のすすきも用意したし、お月さんを呼びましょう!

 お~い、お月さ~ん!

 拝見してもいいですか~?

 などと、お月さんがびっくりしないように声をかけまして、いざ外へ。

すすきとお団子

 少し散歩しながら月光浴。

 ちょこっと歩いた場所から眺めたお月さん。↓

 何だか幻想的な風景。

 そよそよと風も吹いていて、なかなかいい。

 っと、雲間から神々しいお姿が。

 なんだか、蛍光灯のように明るい。

 すごく明るい。

 これだったら、本も読めそうだ。

 ゆっくりと眺めるお月さんも、たまにはいいなぁ。(今度は本持って来よ)

 とまぁ、妄想しながら、しばらくぼけーとしていましたが、やっぱり、先ほどの分身が気になりだして、足早に帰ってきました。

 ああ、今ですか?今、口の中には月の分身が、もぐもぐもぐもぐ・・入っていまして・・もぐもぐ・・・。

 うん、やっぱうまい!

 僕はやっぱり、月よりだんごですねぇ。

 もぎもぐもぎもぐ・・・・・・。

 月見っていいですねぇ、もぐもぐ・・・。

中秋の名月

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タペストリー夏の譜2010.09.21

暑さ、寒さも彼岸まで、なのに・・・・。

 彼岸に入って暑さがぶり返してきたような・・・。

 今日の昼間は暑かった・・・。

 とは言うものの、待ってましたとばかりに、彼岸花が咲いていました。

 全体的にはまだまだつぼみが多いけれど、気の早い輩は真っ赤な花を咲かせていました。

 
 ほんと、不思議。

 毎年、きっちり彼岸の頃に咲く彼岸花。

 これが、もう少し後だったら、もみじ花なんて言われていたのだろうか?

 まあ、妄想はよしとして、やっと完成しました。

 ずーっと構想を練っていた作品です。

 彼岸花

 題名「夏の譜」ナツノフ

 夏の夕暮れをイメージして制作しました。

 大きさは 100CM×250cm

 生地は正絹、制作方法は筒描きで仕上げました。

 いつか、個展の日に見てもらいたいなぁなどと考えております。

夏の譜

 1年かかってしまいました。

 一応、ふ~。(安堵のため息でした)

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夏休みの自由工作 -おまけー2010.09.20

[]

 以前(1か月前くらい)書いていた夏休みの自由工作の完成品をyちゃん5年生、Y君1年生の兄弟が見せに来てくれました。

 yちゃん作のオレンジ色のバッグや、フェルトのストラップ。

 それから、弟のY君の染めた藍染めのハンカチ、発泡スチロールの空気で前に進む船、牛乳パックのロープウェイ、いろいろな作品が沢山あってびっくりしました。

夏休みの自由工作

 ↓中でもやっぱり、3日間かけて兄弟で染め上げたバッグに僕は拍手を送りたい。

 沢山描いてきたスケッチの中から、野菜を描いたものを選んで、それをまた自分の手でデザイン化し、硬い紙に線を一つ一つ小さな手で彫り、慎重に糊を置いて、染めあげた作品なんです。

 複雑で、緊張の連続が続く作業なので、正直なところ、途中でやめちゃうんじゃないかなぁ?などと不安に思っていたのですが、毎日決めた時間にやってきて一生懸命に取り組む姿勢、また、楽しく楽しくやってる姿には僕もとても感化されました。

 「お母さんと一緒に縫ったよ!」っとバッグを勲んで見せてくれた時、涙が出そうになりました。

 いいもんできたね!yちゃん。

 yちゃんの型染めバッグ完成品

 ↓はY君がお父さんと作った牛乳パックのロープウェーです。

 ひもの先端を固定して、後方のひもを広げるとマシン部分が前に進む仕組みになっています。

 ひもを鋼鉄のロープにすれば、僕たちも乗り込み可能なのかなぁなどと妄想しながら、楽しんでいました。

Y君の牛乳パックのロープウェー

 ↓ これはマトリョーシカ人形のストラップです。

 yチャンがお母さんと羊毛?からフェルトを作って、それからお人形を作ったそうで、すっごく可愛くて欲しいな~などと小さな声で呟いていたら、今度作って持ってきてくれるって言ってくれました。

 催促しちゃった・・・・。

 この、フェルトのお人形、妻のゆっこ曰く、「針でチクチクしながら作るんだけど、とっても大変なんだよ~」
 って言ってました。

yチャン作ストラップ

 今回持ってきてくれた夏休みの自由制作は一時校内に展示されていたようですが、その中で、作品展示数 NO,1だったようです。

 作ることが楽しい!

 いろんなもの作りたい!

 あれしたい!これもしたい!

 好奇心旺盛で、いろんなことにチャレンジして、失敗も沢山して、完成して喜んで・・・。

 沢山楽しいを経験してほしい。

 負けてられない、僕も楽しいをもっと頑張るぞー!

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HPがリニューアルいたしました!2010.09.20

 昨年からずーっと閉鎖中だった工房のHPが、ようやくリニューアルして完成しました。

 まだ、ネットショップは出来ていませんが、10月4日にはオープン予定です。

 作品数もまだ少ないですが、少しずつ増やしていこうと思っていますので、是非、見てくださいね!

 アドレスは⇒  http://somekai.com/ です。

 よろしくお願いいたします。

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ボクシング熱2010.09.15

 朝、NHK「ラジオビタミン」を聞きながら製作していたら、川島英五の歌が流れてきた。

 中学生の一時期、好きでよく聞いていた。

 川島英五の歌を聴きながら、明日のジョーを何回も飽きずに読んでいた時期があって。

 っと言うのも川島英五とジョーに出てくる「力石とおる」のイメージがダブってしまって。

 ジョーを読むときは川島さんと決めていた。

 同じようなことはいくつかあって、これも何回となく読んだ「トムソーヤの冒険」の時はスティービーワンダーだったし、原秀則のマンガ「冬物語」を読むときは槇原敬之だった。

 ちなみに楳図かずおの漂流教室(漫画ではなく何故か小説で読んでいた)の時は父さんのレコードの南さおりだった。

 
 僕はけっこうなんでもすぐに影響される性質で、明日のジョーを読んでいた時期がちょうど高校受験の時で、高校はボクシング部があるということが決定打となり入学を決めた。

 実際に入学して、さてボクシングに入部しようかと思いお母さんに話したところ「頭が悪くなるからやめときなさい」と言われ、「頭悪くなるとこまるな~?」という理由であっさりやめた。

 しかし、ボクシング部に入るのはやめたけど、自主トレを始めた。

 まずは、ジョーのようにサンドバッグを作った。

 麦などの入っていたドンゴロスの袋をもらってきて、中には家にあった布団などを詰め込み、柔らかめに作った。

 まずはそれをやたらと殴った。

 いっちょ前にバンテージをスポーツ店でかってきて巻いて殴っていたけど、けっこう痛かったので、ボクシング用のグローブが欲しかったのだけど高かったので、剣道のこてをはめてなぐった。(剣道は小学1年生の時に始めたのだが、毎週火曜日の練習はさぼりまくっていた、結局1年間くらいは通ったのかなぁ?実質練習に通った回数はあんまりないと思う)

 筋トレの道具も作った。

 バーベルは壁用のコンクリートブロックに鉄の棒を通して、固定したやつ。

 けっこう重かったけど、フンッーフンッー!と持ち上げまくっていた。

 ベンチプレスも木材と板で作った。

 ただ、鉄アレーだけは4kgのものを2つ買ってもらってフンフンしていた。

 そんな自主トレの続くある日、いつものようにサンドバッグを殴って、蹴って(ずっと続けていたらキックも鍛えようということになり・・・)手作り筋トレシステムで筋トレして、次はロードワーク(走ることをかっこよく言う単語)だ!と鉄アレーを手に勢いよく道に飛び出して走っていた。

 っとちょうど人がいたので、これ見よがしにシャドーボクシングを始めたところあの事故は起こった・・・。

 カッコいいとこ見せようとその場で軽く前後左右にフットワークしながらこぶし押し出し、勢いよく引いた瞬間目の前が真っ暗になった。

 一時して、さっきこれ見よがしに見せつけようとしていたおじいさんが覗き込んでいて、「大丈夫か?」などと心配そうにのぞきこんでいた。
 
 「あっ・・だ、大丈夫です。」

 「気いつけんといかんぞ~。」

 などと言われながら僕は恥ずかしくなり、その場を足早に走り去った。

 さっきシャドウボクシングしようとしてパンチを出して引いたときのパンチで一発 KO を決めしまった。

 自分で、自分に・・・・・。

 4kgの鉄アレーを持っていたばかりに、大変な威力だったようで・・・。

 大変なパンチを受けて一瞬、何が起こったのか分からなかった。
  

 あのときの名残で、今でも下の前歯が欠けている。
 
 でもあの頃の、筋トレのお陰なのか、今でも体は筋肉質だ。

 時々ムショウに筋トレがしたくなる。

 
 

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2010.09.13

 今日、大きくてまるまる太った栗を沢山いただいた。

 湯がいて食べようか?、栗ご飯にして食べようか?はたまた渋皮煮にして食べようか?

 う~ん、困った、困った・・・。

 なんて、困ったふりしていますが、料理は奥さんにお任せいたします。

 何が出るかな?何が出るかな?

 っとまあ僕はよだれを垂らしているだけです。はい・・。

 

栗のスケッチ

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少しずつさようなら。2010.09.13

 夏の元気良さが一歩、また一歩と向こうへと歩いて行く。

 その後ろ姿に遅れてついて行くセミの声も今では弱々しい。

 つい先日まで真っ赤な花を先端まで空をめがけて、めいいっぱい広げていた芙蓉の花は今では下向き加減で咲いている。


 秋の虫たちの掛け声に隊列組み組みやってくる秋の姿はまだよく見えない。

 
 この、時々落ちてくる雨は、夏の未練なのか、秋の心細さなのか・・・。

 
 晴れては曇り、曇っては晴れる。

 この上空に幾重にも重なる雲の塊はそんな彼らの葛藤によって起こる化学反応なのだろうか?

 
 壁にしがみついたままでいる、このセミのヌケガラ。

 ここを脱出した成虫は、今どこにいるのか。

 君も、行く夏と共に、向こうへ飛んでいったのか?

 
 また来年、無事に戻ってきてほしい・・・・。

 賑やかだった、夏が少しずつ終わろうとしている。
 
 

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砂上の楼閣2010.09.13

 サンドアートというアートの分野がある。
 
 砂浜で砂を盛り上げて彫り進めていき何かしらの彫刻作品を作りだす。

 片や雪像彫刻がある。

 氷像もある。

 気候状況によってはすぐにも崩れてしまう作品群。

 いわば、砂上の楼閣。

 はかなさ、もろさ、ゆえの感動なのか・・・。

 高い高い砂の彫刻を前にするとやっぱり圧倒されてしまうし、そのボリューム感には恐ろしさも感じてしまう。

 だけど、いずれは崩れる運命なのだと思うと、少しでも多く目に焼けつけたいと感じるのは僕だけではないと思う。

 

 諸行はやはり無情なのだと思う。

 33才にもなれば、少しは理解できてるつもりである。

 形があるものは必ず壊れる。

 心も変わりゆく。

 僕は無宗教者だけど、やはりお釈迦様の考え方はまっとうなことだと思う。

 だけど、思う。

 今この部屋の物が何時かは朽ちゆくものであるなんて想像できないし、ましてや僕自体が100年後にはこの世界にいなくなってるなんて。


 だけど多分本能的には確信していることなんではないかと思う。

 だからこそ、砂上の楼閣に憧れを抱き、そのはかない運命に同調するんではないかと。

 楼閣に自分自身を重ね合わせているんじゃないだろうかと思う。

 そのもろさゆえのはかなさに慈愛をこめて・・・・。

 
 多分わびさびっていうのもそういうことではないのだろうか?

 
 今日の朝、TV日曜美術館で「田中一村」の特集があっていた。

 大変な、素晴らしい作品を描いていながら、生前は人の目に触れることはなかった。

 死後大変な評判になった作品の数々。

 生前の、高い高い楼閣を作っているころには誰からも関心を持たれなかった田中一村。

 死人に口はないから作者にその辺の心境を聞くことは出来ないけど、作品が作者の気持ちを代弁しているように見えた。

 形あるものは必ず崩れる。

 1000年、2000年と作品がいつまで残るのか分からないけど、見た人に感動を与え、心揺らすことのできる作品を作り上げた作者を僕は偉大な作家だと思う。
 

 

 

 

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思い出2010.09.10

 夕方はすっかり秋めいてきて、涼しい風が吹いた後揺れる風鈴の音を聞いていると、少し物悲しくなってくる。

 ふと、中学生の頃が頭に浮かんできた。

 中学の時の友達たち、どうしてるかなぁ?

 中学2,3年の時のクラスは、みんなとても仲が良くて、楽しい毎日だった。

 卒業してからも仲が良くて、別々の高校に進学したにもかかわらず草野球チームを作って土曜、日曜は練習をしていた。

 昼から一生懸命に練習して、くたくたになった夕方からは落ちている木を拾ってきて焚火をしながらお酒をのんだ。

 おかねはその時持っている人が出し合って買っていたんだけど、何の不平もでなかった。

 焚火を囲んでアカペラでしかも大声で(練習場は河原で人家がないとこだった)歌を歌いながら飲むお酒は本当においしかったなぁ。

 暗くなって焚火に照らされた友人の顔が今でも思い出される。

 7時頃にはお開きとなりみんなで輪になっておしっこで消化して自転車で帰っていった。

 あの時即興で作った歌は今でも時々頭に流れてくる。

 あの頃はいつでも会えたみんなだったんだなぁ。

 どうしてるかなぁ、みんな。

 草野球チーム「バブルス」懐かしいなぁ。

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いたしかたない2010.09.06

 「いたしかたない」

 僕は多分まだこの言葉を使用したことがない。

 なんだか武士が使いそうな言葉である。

 何だか、武士っぽくていかつそうでもあるが、潔さのようなものも感じる言葉。

 いたし方という方法が多分、その人にはもうないんだと思う。

 時間的に余裕がなくなってしまったけど、相手の人をおもんばかって、それでいてまだ心のなかだけには余裕がありそうだ。

 どうも、相手に対してすまなそうな感じも少しはありそうだ。

 だけど、自分の尊厳も維持しつつ出てきそうだ。

 TVのニュースなどで「いたし方なく思っております。」などと会見している人がたまにいるが、この方はあまり武士っぽさを感じない。

 なんだか、自分を卑下しているような、または卑屈さを感じてしまうのはなぜだろう。

 やっぱ、いたし方はないっ!と断言したほうが潔くてかっこいい。

 この実直な態度こそがいたしかたない武士の気骨の本分なのかもしれないな。

 いたし方なく思わないようにしよう。

 時間配分を良く考えたうえで、いたし方をしよう。

 それでも出来ないときは「ないっ!」

 これでいこう!

 いつか使うときは迷わず、「いたし方ないっ!」これだ!

 PS,目上の人には使えないな。
   まずは友達とかに使ってみることにしよう。

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自由2010.09.06

 僕は一般の人に比べて、自由人だと思っている。

 お客さんから頂いた注文もあるけれど、基本、自由。

 時間も製作も自分の思いのままに出来る。

 それにもかかわらず、自分に制約をつけて縛る癖があるようで、なかなかこの自由を我が物と出来ないでいる。

 作品だって、どこそこの会など入っていないし、自分の思うがままにやれればいいのに、どうしても形や色にこだわりすぎそれにプラスして、人の目を気にしすぎてかっこつけるクセがあり、気楽に描くことが出来ずにいる。

 いたずら描きの絵が一番面白いように思える。

 なぜなら、心が気楽で、束縛から解き放たれているから。

 学校を出て10年間この自由を得てきたけれど、人間としての僕の心は鋼鉄の鎖で縛りつけるようにがんじがらめにして解き放つことが出来ない。

 もっと人間として成長しないといけない。

 寛容に、そして悠々と生きたいと思っている。

 

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太り気味・・・。2010.09.05

 夏になって、太った。

 最近首と肩の位置が前に比べて近づいてきているような感じがする。

 多分、肩の部分の肉が増えたせいだと思う。

 肩コリもするし、背中が張っているようにも感じる。

 おなかも太鼓みたいに膨れてきている。

 試しにおなか太鼓を打ってみると良い音がするので、ひとしきり叩いてみたりしている。

 グーで叩くよりも、手のひらで叩いたほうが良い音がするようだ。(コツは手のひらに空気をためるように打つと、高音で、重量感のある音になる)

 だけど、いかんせん体が重い・・・。

 これではいかんと、急に思い立ち、夜ごはん(なすび定食。最近なすびがよくなる。美味しい。)をもりもり食べた後ではあったが、走った。

 周りは山の中で、暗闇ではあるが、少しずつ目が慣れてきて、とりあえず走った。

 10分程走っていると、ロッキーのテーマ曲が鳴り出してきて、力が湧いてきて、ダッシュなども決めつつ、30分程走ったところで帰宅。

 まだ曲が頭の中で流れていたせいか、腹筋、背筋、腕立て伏せまで決めて、凱旋。(古代ローマ軍の凱旋パレードの要領で玄関の門を堂々と帰宅)

 良い汗をかいて、風呂に入ると、実に気持ちがよかった。

 っで今PCに向かってブログを書いているのであるが、先ほどからおならがいっぱい出ている。

 おなかに溜まっていたガスが出てきているのであろうか?

 確かに、先ほど張っていたおなかがしぼんできている気もしないではないが。

 ちょっと、お腹太鼓をたたいてみたけど、ペチャペチャ言うだけだ。

 よし、もっと出なさいお腹のガスよ!

 などと声に出して言っていたら、妻のユッコが臭いっと言って扇風機をこちらへ向けた。

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コブ2010.09.03

 ラクダはコブのあるおかげで、飲まず食わずで何十日も過ごせると聞いた。

 だから、小さかった僕は小太り爺さんの昔話を聞いた時、あのコブの中には栄養と、水分が入っていて、砂漠でも何十日も過ごせるんだと思っていた。

 だから、そんな貴重なコブを鬼に捕ってもらうとは、なんてばかげたことをするじいさんなんだ!などと、幼いながらに残念がっていた。

 砂漠で、何十日も飲まず食わずで生きられるなら、僕にもないよりもあったほうがいいとは思うものの、やっぱり恥ずかしいかもしれない・・・・。

 しかも、砂漠で何十日もいることは、特に考えられんし・・・。

 やっぱり、僕にはコブはいらないこととする。

 何でこんなこと思いだしたかというと、今スケッチしているニガウリのコブの多さが半端ないから・・・。

 フタコブラクダっているけど、ニガウリの場合、何百コブニガウリとなるであろう。

 もしも、ニガウリが砂漠を旅したならば、飲まず食わずでいられる日数が何十日どころではなかろうと思う。

 って言うか、砂漠で炎天下の中にも関わらずコブを利用して、バカンス気分でグータラグータラ過ごす輩まで出てくるかもしれないなぁ・・・。

 とまあ、いつものごとく妄想しています。

 本当のところ、ニガウリは実がなって、2週間ぐらいで黄色くなって、ふにゃふにゃになり、中の実が完熟して、真っ赤なゼリーのようなものとなって、さわやかな風味の甘いものへと変化する。

 最初のころは恐る恐る食べていたけど、今では見つけるや否やむしゃらむしゃら食べていま~す。 

ニガウリのスケッチ

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涼しくなってきました。2010.09.02

 日中は日差しが強くて、まだまだ暑い

 だけど、夕方になるとずいぶん涼しくなる

 8時に夜ごはんを食べて、しばらくベランダでお茶を飲んでいた

 秋虫のコオロギやキリギリスや色々な虫たちが鳴きだして
 
 たまに吹く風に風鈴の音も優しく響く

 とても気持ちのいい食後の時間

 しかし、朝方は窓をきっちり閉めて毛布で寝ないと寒い

 ほんの近くまで秋は近づいてきているようだ。

おんぶバッタのメス

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